第14期 営業報告

(平成16年4月1日～平成17年3月31日) 全国共通スポーツ券が発券停止から1年が経過いたしました。

1. 発券停止後の方針
1. 全国共通スポーツ券は未使用件を所有する消費者保護を目的に、これまでの取扱加盟店でスポーツ用品との交換を可能とする。
2. 取扱加盟店が回収したスポーツ券は、当社が責任を持って換金支払いをする。

以上の方針によりスポーツ品業界の社会的信頼を維持し、今後4年間をめどに、スポーツ券の回収の促進をはかり、穏やかな収束に向ける事にあります。

2. 営業目標

発券停止後、5事業年度期末の目標回収率96.2%、未回収残高2億5,000万円を目標に回収の促進をいたします。

3. 換金支払資金の見込み不足額のご支援と、回収コストの低減

役員の任にありました企業、団体から出資を願ったり、業界各社から協賛金を拝領したり、加盟店・取次店には手数料の軽減の協力を頂き、消費者の皆さんには換金支払に当たっている。

4. 今期の回収と期末の残高状況
• 今期回収は440,865枚(410,245,105円)
• 未引き換え券総数1,087,329枚(1,003,740,366円)(総発券数の15.9%)

現在約10億円の未回収券が市場の消費者のところに滞留しております。加盟店の皆様におかれましては出来るだけ早く回収できますようご協力お願い致します。

スポーツ券はまだ有効に使えます

平成16年3月より、スポーツ券の発券停止という事態になり、組合員の皆様には多大なご迷惑をおかけし、心からお詫び申上げます。消費者の方がスポーツ券を持って、お店に行き、販売を断られたと言う報告が入っております。「スポーツ券」は生きております。引き続きスポーツ用品との交換を宜しくお願い致します。