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平成17年度 新潟県スポーツ用品小売商協同組合設立総会
会場:●●●●
期日:平成17年7月2日
- タイムスケジュール
- 受付/●:●~
理事長挨拶
今回の設立総会参加は、当然組合法人化のお祝いと共に、新潟中越地震で被災をされた方々から状況をお伺いしながら、お見舞いを申し上げたくて、新潟まで行きました。しかし、懇親会の席で皆様とお話をしても地震のお話が出てきませんでした。そして、スポーツ業界のお話しをし、カラオケを歌い楽しく過ごしました。それで、懇親会には被災された方は参加されなかったのかしらと思い夜は休みました。翌朝、朝食のとき、私は、中越地震で被災された方々の報告が載っていました「JSRリポート」の第31号を持参して、新潟市の役員の方に、「JSRリポート」に記載されている方はいらっしゃらないのですかと聞きましたら、ほとんど来て見えるとのことでした。あの人も、あの人も、あの人もだよと教えて頂きました。その中に、前日楽しくお話をして、一緒に歌ったカラオケの大変上手な方も被災者でした。
それで、朝食をとってから、女性2人で座っておられた方のお一人が、被災されていると聞いたものですから、そちらへ行き、お見舞いの言葉を申し上げました。
そして、ほとんどの方が地震の話をされないので、被災された方は参加して見えないのかと思いました。と、話しましたら、その女性の少し高齢のほうの方がおっしゃいました。
「新潟県民は自ら被災したということを大きな声で言う人は少ないよ、ということでした。山古志村も被災したが、もっと被災したとこもあるけれど余りさわいていないものだから県や国からの補助金も余り出ていないところもあるということでした。特に、平家の落人と言われている山に張り付いて出来ている村も大変な被災を受けられているそうですが、訴えていなくて、補助金もなくじっと頑張っている村もあるということでした。新潟県の県民性はそういう感じだよというお話をお伺いしました。
新潟は雪深く、長い冬をじっと待たなければならないそのような環境から自立して、耐えるという性格が身に付いたのかと感じ、頭が下がる思い出新潟を離れました。